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2004 7/17・18
都響スペシャルコラボレーション2004
松本孝弘「華」


ここは、2004年7月17・18・20日に行われた、
都響スペシャルコラボレーション2004松本孝弘「華」 の感想ページです〜。
17・18日の感想が置いてあります。
あくまでも、「レポ」ではなく「感想」レベル・・・もあやしい、
「コメントつきセットリスト」程度であることをご理解ください(^^;;

っつーか、
肝心の演奏部分 「以外」 がやけに長いとゆー、今までで一番ダメな感じの内容かと(^^;


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7月17日(1日目)
導入:都響スペシャルコラボレーション2004松本孝弘「華」

・・・さて。発端は、都響のHPに載った告知だった。ネットに情報が流れたのは大体3月22日あたり。
オフィシャル告知は4月5日、会報61号にチラシが同封・・・という流れ。

都響スペシャルコラボレーション2004松本孝弘「華」
日時:7月17日(土・18時より開演)・18日(日・ 14時)・ 20日(火・19時) 、の3日間。
会場:サントリーホール 大ホール
指揮:飯森範親
ギター:松本孝弘(B'z)
管弦楽:東京都交響楽団
チケット発売:4月1日
料金:S席¥8,000、A席¥7,000、B席¥6,000、P席¥3,000。
演奏内容:ガーシュウィン「パリのアメリカ人」
       松本孝弘〜ロックギターとオーケストラのコラボレーション〜LOVE PHANTOM/#1090/華/ほか 

演奏会告知チラシらしき画像と共に、以上のような詳細が。
2004年はソロ活動メインと告知され、TMG始動が告知され、今までとは違う展開にいっぱいだった年頭のあのころ。
でも、心の中では「なんだ、インストツアーやらないんだ・・・」という軽い失望があったのも事実。
そんな中に、この告知!
松本さんとオーケストラとの共演とは、個人的に夢に見、「いつかはやるに違いない!!」と根拠のない確信を常々抱えていた事。
それがとうとう実現・・・!
しかも憧れの地だったサントリーホールで!(きっかけは音楽の教科書に乗っていた写真だ。パイプオルガンのあるホール)
目を疑い、異様な興奮に襲われたあの日を忘れない。

が。肝心のチケット発売日!絶対会社休めない・・・ってゆーか4月1日て。日付の選択が嫌がらせのよーに思えてくるんですけど――!(滝涙)
一時はどうなることかと思いましたが、結局はお友達が取ってくれたチケットで参加決定。
天にも昇る心地でした。

1.待ちの日々。

4/1にチケット取れたとは言うものの、公演は7/17から。長い〜〜〜!!!待ちが長い〜〜!!!
とりあえず「パリのアメリカ人」を買って予習。うっすらと知ってはいたが、特に好きな曲ではない・・・
というかCDの音がやけに小さいのが気になったりして。古い録音なのかも。(1985年のものだった。確かに新しくは無い)
さて。
7月を待つ間にBANZAIはリリースされるわ、TMGは来日してテレビに出るわアルバムリリースされるわ松本さんはラジオ出まくるわULTRAMAN映画音楽監修になってテーマが都響で初演されることが分かるわ、稲葉さんのシングルは出るわテレビ出まくるわツアー始まっちまうわ・・・
いろんなこと、起こりすぎ。
そして、この都響のリハは、公演直前のたった2日きりということも知る。
ものすごいスケジュールだわ・・・
待ちの日々の間、ラジオの松本さんの発言と、指揮者:飯森氏の公式サイトが都響の事前情報源でした。

2.7/8 「THURSDAY LIVE at hills パン工場」松本さんゲスト出演。

7/8は、B'zのサポートでもおなじみなメンバーで結成されたdoa(徳永暁人さん、大田紳一郎さん、吉本大樹さん)
の出演する”WEST COAST NIGHT Vol.2”と告知されていました。そして、ゲスト:未定。
稲葉さん初ソロステージ出演で相当な数のファンを泣かせたことも記憶に新しい、穴場なパン工場ライブ。
それが、7日夜には指揮者:飯森氏の日記から打ち合わせのため松本さんが大阪入り中と知ってしまい・・・となると、かなりあやしい感じになるわけで・・・
結果、ホントに松本さんがゲストとして登場し、都響のSHOW CASE的なライブとなったのでした。
以下、フレッツで見たライブ全体の流れを紹介。(私が見たのは実質「恋歌」から)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
松本さんは白のノースリーブ(両脇に黒の柄が入ったみたいな感じ・・・)をお召し。
「愛のままに〜」「SACRED FIELD〜RED SUN〜GO FURTHER」「恋歌」「#1090」「LOVE PHANTOM」を演奏。
サポートメンバーは不在、オーケストラアレンジをバックに流してギター単独演奏〜という感じだったようだ。
演奏が終わると、顔をスタンドマイクに寄せて軽くコメント。
「THANK YOUどうもありがとう。じゃあ、えー、またdoaの皆さんの素晴らしい演奏を(お楽しみください?)」
終わりの部分はほとんどオフマイク状態になっててよく分かりませんでした(^^;
そして、両手を横に広げてちょいと上向きに「さんきゅー!」と叫んで去っていかれました。
doaの皆さん登場。徳永さんが「松本さん、本当ステキな演奏をありがとうございました。もう一度松本さんに盛大な拍手を!」とコメント。そしてdoaのステージ開始。
アンコール。一旦退出したdoaの皆さんが戻られ、アコギ演奏の英詩の曲を一曲演奏。
演奏が終わると、
「じゃここで、スペシャルゲストの松本さん、参加していただいて」の声に応えてなんと松本さん再登場!
ギターを抱えて、覚えのあるイントロは・・・外道の「ビュン・ビュン」!
2人のコーラスで聞くビュン・ビュンは大変いい感じでした。
演奏が終わると、皆さん去っていかれました。松本さんは毎度のポーズ。
最後は、ステージに斉田さんが出てこられて〆のMC。出演者の近況報告など。
doaのカバーアルバム「DEAD STOCK」、来週発売の「火ノ鳥のように」の宣伝、
現在上でdoaポスターや限定スペシャルパン「火ノ鳥パン」(500円)販売中など告知。
松本さんの告知ももちろんあり、「TMG I」(おかげさまで初登場No.1)の紹介、
ライブ、いっぱいあるんですよ、と、都響・TMGツアーの告知。
他にULTRAMAN音楽担当・オリンピックテーマのことも告知されていました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上、パン工場ライブゲスト出演の流れでした。
この7/8付けでFCサイトも更新されて、出演した旨の速報がアップ。
また、今日演奏した曲が都響で演奏される曲の一部であり、アレンジも都響用であったことも告知されたのでした。

3.日記:「とうとう都響の日々がやってきた」
(日記なので、次の「4.サントリーホール着」まで飛ばしちゃってください。)

大緊張の金曜日。用意は毎度大深夜になってから完成(-_-)いつものことだ・・・
そして当日。13時に品川というスケジュールで新幹線移動。行きはのぞみ指定席に乗り損ねたのがもったいなかったが、席に座れたからいいや。
睡眠不足な割に、食べに走ってしまったので車内での睡眠時間は40分程度。ちょっとキモチ的に焦るがしょうがない。
どーでもいーけど、何で新幹線ってサンドイッチはあるのにおにぎりないのかしら・・・
品川到着後、お友達と待ち合わせのため渋谷へ。
乗り換えのホームに向かう時、吹いて来た外気に、ものすごくナチュラルに思ったのが
「ああ、暖房入ってる・・・」
・・・なわけない(^^;落ち着きましょう今は7月です。
・・・ってゆーか逆に落ち着けません。外、何度だよ(汗)
後でお友達に聞いたら、「35度」だったそうです。ほぼ平熱です。
しかし最終公演日の20日は「40度」を記録したという。もう肺炎です(?)2004年猛暑の東京は何処へ行く・・・

渋谷到着。軽く迷子になった末辿り着いたモアイ像前で待ち合わせ。
おお初生モアイ像!両面顔あるのねアレ。横には由来とかいろいろ書いてましたが、いまいちなんであの像になったか腑に落ちないままだった(^^;
見知らぬおじさんに話し掛けられたりなんかしつつ待ち、お友達と再会。今年も会えて何よりです〜〜!!
ホテルのチェックイン時間までファミレスで待ち。猛暑とはいえ、豪快に効いたクーラーがちょっと辛かった。
思う存分喋り捲る中、ふと全員のライブ参戦状態が気になり、カレンダー方式で書き出すことに。
・・・皆さん今年もなかなかの戦いの様で(^^;;
私は今年は結構戦うですよ・・・弾丸避けなくちゃです。防弾チョッキツアーですよ(当たることを想定してるあたりがちょいとへたれ)
そして、私は遂にサマソニ参加することに・・・崖に立ってたところをお友達に突き落とされました。ええ、チケットありがとう、頑張ろうね当日は・・・

タクシーにてお宿到着。チェックイン。
今日割り当てられたお部屋は、畳のスペースありやけに充実した収納棚あり、コンロあり、しまいに洗濯機まで登場してしまい、「どうやら元はワンルームマンションだったんだろう」で全員の意見が一致した。面白い部屋だった。ユニットバスではなくて幸せ。
しばらく色んなやり取りや荷物整理をして、いよいよ出発!

タクシーでサントリーホールへ向かう。
しばらく後、到着。降りて・・・
・・・なんか妙。
なんとそこは、サントリーはサントリーでも、「サントリー美術館」だということ判明!!
あわててタクシーを捕まえて乗り込み、改めてサントリーホールを指定。
その運ちゃん曰く、こういった運転手の勘違いは時々あるということらしい。迷惑な〜〜〜!!(T_T
程なくして正しいサントリーホールへ到着。時間にゆとりあって本当に良かったよ(涙)
4.サントリーホール着

エスカレーターで上がると、スタバ(だっけ?)が目に入り、噴水が目に入り、その先に入り口が・・・
↑どーにもこーにも描写がマヌケですが、本気でこの程度の印象しか残っておりません。外観だけでは気は盛り上がらないか。
このとき、お友達がdoaのメンバーらしき人を発見したと言われていて、どの人なんだろう?と思う。
サントリーホールのサイトで知った”モニュメント「響」”を見て、やっと「ホントにここなんだ」という実感がわき始めた。
開演までそう時間も無いので、すぐサントリーホール入り。
入り口でチケットをもぎられパンフとビニール袋に入ったたくさんのチラシを渡される。
「〜手から手へ〜 各主催者が心をこめて作った オリジナルチラシを お渡ししています(袋に印刷の文引用)」
なんか心温まる(笑)

内容物から今回の公演に関係のある物を拾うと、
「東京都交響楽団 2004.4/2005.3 シーズン公演プログラム」
 都響のプロフィール、指揮者・楽員のプロフィール、公演スケジュールが掲載された冊子。
 今回の公演も掲載されており、そこでは
 「都響が新たな魅力を発揮する"炎と詩情のギタリスト"松本孝弘の共演」(引用)
 なるものすごい表現が掲載されていたのでした(笑)
 華やかな言われ様です。「炎と詩情のギタリスト」・・・(復唱)
「TMG I」のチラシ
 おなじみ、エレベーター内に並んだアー写仕様のチラシ。
 但し、裏面は「ULTRAMAN」のチラシになっているのでした。
 「夢のコラボレーションが遂に実現!『ULTRAMAN』と音楽界の頂点に君臨する B'zの松本孝弘がタッグを組む!」(引用)
 ・・・君臨してしまいました。
 「2005年正月ロードショー」だそうで。正月だったのか。
アンケート用紙
 今日の公演についてのアンケート。回答者の中から抽選で、都響の「ドラゴンクエストV」サントラがプレゼントされるそうだ。
 設問は、回答を○で囲んで選択するタイプ。
 ・性別、すまい
 ・今回の企画について、オーケストラについて、ソリストについて
 ・料金について
 ・オーケストラのコンサートの参加経験があるかどうか
 ・クラシックを普段聞くか
  「聞かない」という人は、次の設問「今日の公演で興味を持ったか」に答えるようになっていた。
 ・「パリのアメリカ人」の感想
 ・コラボレーションを希望するアーティスト
 ・本日の感想がある方は裏へご自由に

後は結構すぐホールへ向かって直進してしまったんで、小ホールだのバー&ドリンク・コーナーだのはロクに見なかった。ちょっと惜しいことをしたな。
大ホールの入り口両側には、それぞれ「円谷プロ」「ULTRAMAN制作委員会」からの花がおいてありました。
席へ着く前にまずおトイレへ。明らかに「都響のほうがお目当てなんだろうな〜」な感じの人もいて、やはりいつもとは空気感が違う。
服装はフォーマルすぎではなく、「おとなしめ」が大半といったところ。ツアーTシャツもぱらぱらと見ました。

席についた時はもう17:40頃になっておりました。今日は1F最後列あたり。
ふっと横を見ると、エンジニアの野村さんらしき人物を発見してちょっとびっくり。
このように、客席中央最後列付近は関係者席にもなっていた様子。カメラも設置されて黒服の人たちが集まっています。
さらにPA卓あたりを眺めていると・・・22列でしょうか、見覚えがある、見覚えがあるといえば・・・
というわけで、先ほどお友達が見たdoaのメンバーらしき人、と言うのはその通りメンバー:徳永さんだったわけです。
白地に赤柄のTシャツをお召しでした。ちょっとびっくりしたけど、そういえば今回の編曲者ですよ。なるほどいらっしゃって当然。

舞台の手前には、ちょっとした人だかりが出来ていました。
皆さん機材を眺めている様子。ああ、結構近寄ってもいいんだ。そりゃ見たいわなあ〜!後で見よう。
朱色のアンプは、今回は「玲」も同じ朱色。どうも2段積みされていないようで低く見える。
アレがあるということは、あそこが持ち場なのね・・・(しみじみ)

パンフレット
 ○表紙
 黒地に、「都響スペシャルコラボレーション2004松本孝弘 華 / 都響 / TMSO Special Collaboration 2004 TAK MATSUMOTO HANA」と文字の入ったシンプルなもの。
 「華」は赤文字、「HANA」は青文字。後は白文字。「都響」だけでっっっかい文字でした。裏表紙は白地に黒で都響ロゴ。
 ○内容
 ・指揮者・松本さん・都響それぞれのプロフィール(1〜2p目) 
 ・曲目(3p目):開演前につい見てしまった。意外な曲、「?」な曲がありびっくり。 
 ・「パリのアメリカ人」解説(4P目):まずクラシックについて軽く説明、次にガーシュウィンがこの曲を書くに至った背景、
  そして曲の世界について・・・でしょうかね。ありがたい解説でした。
  クラシックとは「21世紀のヨーロッパで決まったルールに従う曲や演奏」だそうな。
  そして「パリの〜」は、ポピュラー畑のヒットメーカーであったガーシュウィンが本格的なクラシックに挑戦した楽曲、
 と言うところですね。
 ○松本さんインタビュー(5〜10p目)
 しっかりした長さのインタビューで〜〜。もちろん「インタビュー構成/佐伯明」でした(笑)
 キリが無いので、見出しをダイジェストして軽く書こう。
 オーケストラとのコラボレーションについて、アレンジの難しさについて、曲目について、トライし続けて行くことについて、
 ・・・みたいな感じ(^^:
 後残り4ページは、都響の情報でした。

おや、控えめな音量でチャイムのメロディが聞こえてきましたよ?

5.開演。

18:05

楽員さんたちが席につき、音合わせが響き・・・そして、指揮者登場。

ガーシュウィン 「パリのアメリカ人」
ああ〜〜確かに音がいい〜〜〜
先ほども書いたように、曲自体は特に好きでもないんですが、実際に指揮を見ながら聞くのは実に楽しいのでした。
「音が奏でられていく様」はいつも楽しい。
飯森さんの指揮は大変見ごたえがあったですよ。アクション好きなほうだ―。

聞きながら、ステージの向かって左奥に和太鼓があるのを発見。何に使うだろうか。
そんでもって、壁際にラックシステムも発見。P席からは何の操作やってるか見えるくらいかも知れない。そんな位置にあるのは初だろう。珍しい!!

18:25
曲が終わると、楽員さんたちが席を立って編成替え。ギターとの共演モードに切り替えでしょう。
アンプもひょいと持ち上げられ、おなじみの2段に積まれます。ああ、小さい方のは今まで後ろに置いてあったんだ。
坊主頭にあごひげ、黒スーツの男性がギターを持ってこられました。ギターテックがハッカイ君でないということは、彼が長岡さんなんでしょうか。軽く爪弾いて調整?されてました。

楽員さんたちが席につき、音あわせ。
そしてとうとう登場!指揮者さんと2人で出てこられました。拍手。瞬間、おさえた悲鳴が各所で上がる(笑)
飯森さんは燕尾服?(覚えていないな・・・)
松本さんは、黒のロングジャケットをお召し。うわぁ等身大だわぁ・・・(毎度席が近い時の妙な感動)
っていうか、明らかに小柄で細い!!プチで細い!!!
お、お人形さんみたいだ・・・ぎょっとしますよ。本当・・・
こっちもつい緊張する中、ギターをかけてスタンバイなさいます。

1.「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
正直この曲が選ばれたのには「意外」なキモチだったですが、そういえばああいうイントロだった・・・
というわけで、そのイントロは全くそのままオケで演奏されます。
そしてギター IN。
うーーーーーん・・・・
さっきクラシック1曲まるまる聞いたせいもあるだろう。
正直、聞こえてきた瞬間は「生音」+「エレキ」の違和感にちょっとびびったです。
あ〜〜〜確かに音の属性が違うんだ!と思い知ったと言うか。
それに、原曲のイメージを崩したタイプのアレンジだったから、その辺の「初聞き違和感」も混じっていたかも。
パンフで「早弾きは伝わりにくいかも」と言われていたのが何となく分かる気もした。
ま、コレを全部聞き終わった頃には結構慣れてましたが。
曲調は終始イントロのスローテンポなまま。
イントロからメロウなアドリブ(っつーか、このアレンジ独自のメロディ)に入り、サビメロディをスローに弾いて、更に新規メロディにつないで〜という感じか。ごく短い印象だった。

2.「SACRED FIELD〜RED SUN〜GO FURTHER」
SACRED FIELD
基本的にギターはあんまり原曲と変わらない感じ。テーマメロディをざっとやって早弾きな感じで〆。これもごく短い感じ。
原曲とテンポが違うせいかな、リフの部分がちょこっともたついて聞こえるような感じに思えたのがちょっと気になった。
RED SUN
オーケストラがテーマメロディを奏でると、続けてギターもテーマメロディを。スローなテンポでメロディをなぞっていきます。
で、結局そこ以外の展開は一切無しですぐ終わりました。ちょっとびっくりした(^^;
曲中数回左ひざが上下するのを見て、アレはワウペダルを踏んでるんだねえと実感。
GO FURTHER
ギターはかなり原曲に忠実なイメージ。リフの部分はマリンバがユニゾンでついてくるが、個人的にはその音色に何故か笑いを誘われた(原因不明)
ギターのパートからじゃじゃじゃじゃん!とブレイクが入って、オリジナルアレンジな弦楽のパートにつながり、またギターのパートに〜という構成、かな。
結構せわしない曲だけど、ホントに1本のギターで弾いてるのねえと感慨。

3.「BLUE」
「オーケストラのブルースやりたかったんですよね」とパンフで語られていたこの曲。
見た事無いタイトルだったんで「何!?」だったわけです。
イントロからブルージーなギター。そして宣言どおりBLUES色なまま曲は続く。
途中で、オケが聞き覚えのあるメロディを奏で、それから後は・・・
・・・何で地名とられてもーたんやろなあ・・・(^^;;
というわけで、正体は「御堂筋BLUE」だったのでした。
タイトルが変わったのは何故だっ!気になるぞっ!!というか前半は新規製作だしこのバージョンでは「BLUE」ということでしょうか。
「これ一番楽しそう、今回の中で」(パンフより引用)と言われていたわけですが、真面目に今までの曲の中で一番はまっていたと思ったです。
すげぇいい感じだった!!

4.「恋歌」
お約束の曲登場〜もちろんと言うか原曲に忠実。
ただし、イントロのとこのメロディに、和太鼓が毎回ユニゾンで入るとこが〜なんか妙に強調した感じになっちまうのがちょっと可笑しかった(^^;;
最後の大サビ部分は嬉しいことにやはりライブバージョンと同じく長くなっていた*
やっぱ大好きだここ〜〜!!条件反射で鼻唄歌いそうになるが(^^;
最後の一音がハウった感じなのがちょいと惜しいかもしれなかった・・・が、アレでも大丈夫だな。


さて、松本さんは飯森さんとコンサートマスターさんと次々に握手。
で、自分の持ち場から、真っ直ぐ客席に向き直ってステージ端まで前進、そしてステージ向かって左側へくるり方向転換、はけてゆかれます。
・・・・・・・しかし、これがだな!!
さっきからずーー――っとなんですが、曲が終わるごとに、笑顔がね!!!!
やっぱ演奏終わると気分がラクになるのかしら、と思わずにはいられないくらい、曲が終わるごとににっこりと〜〜
見てるこっちはたまらないわけですが、
ええ、この退場の時がまたね!
「真っ直ぐ客席に向き直ってステージ端まで前進」
このとき、ステージ中央の席だったら私は大変だっただろうな。
ま、松本さんが、にこにこしながらこっちに向かってくる〜〜!!!
・・・って感じだったのよ、マジで。

休憩
このとき、18:50。
お友達の「見てくればいいじゃん」の声におくられつつ、ホントにステージを見に行く。
・・・警備員さんがっちりいらっしゃいますけどね、ある意味ものすげぇ無防備だよ!!!
以前URUGOMEん時も見に行った事あるけど、今回と比較にならない。
今回ステージ低いんですもん、んもう見放題!!!
玲アンプとはありえない接近でした。ライブハウスだってこんなに近くなかろう。2メートル??以内くらいにアンプがいるよう。「玲」マークは刺繍なんだねえ・・・そして端の方には傷やヨゴレが少しあるのも見て取れる。
で、足元にペダルが4つもあるのも初めて見た。URUGOMEん時は2つだったよ。機材レポでも4つとか見た事ない気がするんだが・・・(楽器やる人間じゃ無いから勘違いかも知れないが)
向かって左から、足で踏まれる面を青ラメでデコレーションしたもの2つ、デジテックのワーミー、緑ラメでデコレーション&星の立体シール3つ張られたもの1つ。
・・・適切な資料が見つからなかったんで、へたれな説明で大変恥ずかしい(^^;;;デジテックだけは良く見るから覚えていたんだが。紅いペダル。
モニタには、セットリスト書いた紙(黒地に黄色文字)がはってあった。
見放題なので、ついでに他も色々覗き込む。
で、左奥にドラムセットが置かれているのに気付いた。ああ、やっぱ使うことにしたのねドラム。
譜面台には、手書きコピーっぽい感じの譜面が置かれている、タイトルだけ写植だろうか?
で、1stヴァイオリンの譜面見てどびっくり。
次の曲の譜面が用意されているから、「Theme from ULTRAMAN」の譜面があるはず。
それが、譜面台に有るそれには、一体何故なのか
「Theme from ULTRAMAN THE NEXT」
「Theme from ULTRAMAN THE NEXT」・・・ざ ねくすと て、何。
分かりません。何故だ〜〜〜

19:05
チャイムがなります。ギターが運ばれてきます。


19:10
飯森さんと松本さんが連れ立って登場。
松本さんは、白シャツに黒ベストと言うラフなかっこうにチェンジ。ちょっと予想通りだ。

5.「Theme from ULTRAMAN」
私は、ウルトラマンの「むねーぇに つけーてる まぁ〜〜〜あくはりゅーせーー」というあの曲が大好きです。
(その割に、本気でその部分しか知らない)
・・・イントロ、なんと↑の曲そのまんまで衝撃のあまり笑いが出ました(^^;
パンフで、昔のウルトラマンの管楽器をサンプルして使ったり、とか言われてましたが、そのせいか!?
っていうか、映画のテーマのもホントにイントロコレだったらびっくりなんだけど(^^;;
さて、イントロの後はハードなリフで押しつつ(ひょわー って感じの音があったのが妙に気にいったなあ)
スリリングな展開〜〜と思ったら、出ました流麗なメロディも。うん、らしいねえ。
最後は、メロディをスローに奏でてしんみりした〆方だった。
映画用のバンドアレンジ版も早く聞いてみたいねえ〜〜

ギターをアコースティックに持ち換え、椅子に座られます。
(自分で準備されていたのが妙に新鮮だった・・・)
6.「BLACK JACK」
パンフでは何故か↑になってました。正しいタイトルは「Theme of BLACK JACK」じゃなかったのか〜〜?
オーケストラのイントロに始まり、メロディをアコギで取られます。
最後のみ、椅子をたってギターをDCに持ちかえて弾かれました。
原曲は割りとテンポが速く、スパニッシュギターを思わせる感じだったと思うんだが、今度はすっかりバラード調。
良いわァコレ。さすが自ら「オーケストラにメロディが合う」とおっしゃられていたわけです。
真面目な話、原曲よりもはーーるーーかーーに、こっちのほうがBJのテーマとして納得いきました。
曲が終わると、長岡さんが椅子を片付けに来られました。

7.「#1090」
ドラムの活躍をはっきり聞き取る。
タイトルに指定はないが、「千夢一夜」バージョンですね。
でもオケアレンジ版だから、こういう新規ものとして捕らえる感じ。
予想通り、オケと組んで違和感のない曲であります。

8.「華」
そういえばタイトル曲か・・・お約束。
これも元々っからオケと組んで違和感のない曲でしょう。
大変繊細な曲なんで、BMツアーのソロコーナーの時なんかはこれで今日の調子を判断していたものですが、
今回は〜〜
生音と組んだ時点で音の鳴り方に関してはちと不利だったかな、と私なんぞは思いました。
さすがに音の鳴りの繊細さでは、生音には勝つまいよ・・・
まその辺は置いといて。
やっぱしいい曲です。じっくり聞かされましたっ。
二胡パートはコンサートマスターさんが担当。というわけでヴァイオリンバージョン。こういうのもまたいいねえ*と思ったです。

9.「Strings of My Soul」
いいよねえ、こういう懐かしい曲を選んでくれると言うのは・・・!!!
テーマ部分以外はなんとなくジャズっぽい雰囲気になってましたですね。
あーでも、未だにコレ聞くと条件反射で鼻唄でユニゾンしてしまう(^^;(おかげでコレ聞き終わった後は毎回酸欠気味に陥ったものだ)
歌うギター本領発揮ですわ。

10.「LOVE PHANTOM」
イントロは例のそのままだ〜〜
で、後はオケがバッキング、メロディはギターが取るという結構スタンダードなアレンジ。
これが違和感なく聞けるというのが、さすが作曲者と言うか歌うギターの名手というか(笑)
エンディングのソロはライブバージョンで長い奴。
コレ大好きだ〜〜!!なんだか得した気持ちがする。

6.スタンディングオベーション
とうとう終わっちゃいましたぁ。
しかしこのときがまた盛り上がったの何の!!
あんまりに盛り上がり過ぎて、細かいところの記憶が相当飛んでるのがもったいない〜〜
けども、一生忘れがたいものすごい体験でしたね。
というわけで、以下頑張って書くです。

んーと。
たいていのクラシックコンサートの場合、ソリスト・指揮者がお辞儀しつつ握手。そしてコンマス・ソリストも同様。
その最中、客席とオケは惜しみない拍手を送り続け(弦楽関係の人は楽器のボディを軽く叩く。あのばたばたした音が結構好きだ)、ソリスト・指揮者は一旦舞台袖へ。
で、鳴り止まない拍手に応えて二人して舞台へ戻ってきて、握手・お辞儀してまた退場・・・
私のこれまでの経験では、最大これを3回は繰り返すのがほとんど。
(とは言っても、私が経験したクラシックコンサートは、ほとんどが地元市主宰の音楽祭とか、姉の居た県の交響楽団とかそういうものばっかりなんだが)
アンコールがある場合は、最初に退場した次に演奏ですかな。

さて、終わりました。握手をしてます。客席は大盛り上がりで拍手をしてます。
ぱらぱらと立ち始めた人を見て一人また二人と釣られて客が立ち上がる。総立ちになって拍手を送りまくる。
一旦舞台を去る二人を見送る。
客席には、どうも「アンコールは・・・??」という空気が漂っているような気がする。
いつものライブならアンコールは必ずだ。でも、今回の特殊な状況では、無いかも知れないなあ・・・と諦めを始める。
さて再び舞台に二人が現われまして、2回目の拍手タイム。
案の定演奏を始める気配はなく、松本さん・飯森さん握手。
と、松本さんが、親指立てて両腕を振り上げるあのポーズ!!(飯森さん言うところの「握りこぶしでサムアップ」ですな)
(・・・あ、もしかしたらポーズとったのは最初の時から既に、だったかも知れない。すみませんうろ覚え・・・)
わぁっ!
ファンなら、んもういつもの衝動を爆発させないわけにはいきません。まさに条件反射。
沸き起こる大歓声・大拍手!!
後はもう無我夢中だ(笑)
飯森さん・松本さんは舞台に戻るたび、握手、そして松本さんは後ろのP席の方達・両脇のA席の方達へと全方向へサムアップを繰り返す。
サムアップ以外にも、これまた見慣れた敬礼等のポーズも飛び出し、さらに大歓声。
しかしあまりにも鳴り止まない客席の拍手っぷりに、舞台に戻るたび両名の表情に照れくささ混じりの苦笑が伺える(笑)
苦笑しつつ、ちょいとオーバーアクションに握手をするご両名。これがまたいいっ!
で、既に耐久拍手大会な感じも加わった客席は、両名が舞台に戻るたび、歓声と、なんか笑い声が(^^;
いつまで続くのだ、これは!?
さて、飯森さん・松本さんが3たび舞台に舞い戻った後、ようやく舞台に違う動きが出ます。
オーケストラの方々が帰り支度を始められました。
なるほど、こういう感じで終了感を出されればねえ・・・と、もうそろそろスタンディングオベーションタイムも終わりか、というキモチになりましたが、
とんでもなかったし。なんと、ここでまた拍手が高まります。
「都響の皆さん、ありがとーー!!」な感じです。そうだ!拍手を送らねばならない!!
拍手・拍手。
・・・なんと、結果、本当に、最後の一人が退場するまで拍手!!となったのだ。
(最後は確か、ハープのお姉さんでしたかしら)
舞台から人が消え、客電も付いたが・・・
しかし、こうなってみると、どうにも終わるタイミング、きっかけが無い(^^;;
というわけでまだまだひたすら余韻を消化しきれず拍手を続ける客席。本当に何処まで続く!?
と、そこに、最高のプレゼントがやってきたのだ。
松本さん・飯森さん、4たびの再登場〜〜!!
もうたまりません。もちろんものすごい歓声と共にさらに拍手!!!!
最高の笑顔とおなじみのポーズで客に応える松本さん・・・
ありがとう、本当にありがとう・・・!!!
舞台を去っていかれると、ほぼ即、という感じで終了のアナウンスが入りました。
終わってしまいました・・・

クラシックらしく、演奏中は大変皆さんお行儀よく真面目に聞いていて、いいコンサートでした。
ですが、この最後のスタンディングオベーションで完全燃焼!!コレでしょう。
本当に松本さんがあのポーズしてくれて良かった。
ラストの曲からの盛り上がりに火をつけて、わっと燃え立たせてくれました。
あの、4回のスタンディングオベーション、そして今一度、最後に誰も居なくなった舞台に舞い戻ってくれた2人・・・
私たちはもちろん、きっと、松本さんにも飯森さんにも、都響の方達にも、これは前代未聞だろうなあ・・・
手のひらは板のよーになってひりひりしているが(^^;
全面澄み渡って幸せなキモチでホールを後にしたのでした。

7.会場を出る。
ホールを出ますと、CD等を売っているのを発見。見に行きました。
あったのは松本さんのソロ作品群、でしたか。「TMG I」もありました。
「DRAGON〜」と「KNOCKIN'〜」のバンドスコアも。
私は都響の販売物でしばらく立ち尽くし、とりあえず明日1枚買おうと決心。

出口の受付のところで、そうそう手紙渡さなきゃ・・・と友達と共に向かう。
「すみません、お手紙渡していただけますか!?」
黒い服の女性が「はい、よろしいですよ!」丁寧に対応していただきました。(お友達が感動していたわ)
「これなんですけど・・・」
「ハイ、今からですか!?」
「ええ、お願いします」
・・・しかしこの会話には、答えながら内心「今から」ってナニ!??と突っ込んでいた(^^;
終演後だったから、明日でも良いのかどうか?という疑問の現われだったんだろうか。
ともあれ、ありがとうございます受付のお姉さん。

外に出、とりあえず入り口の催事案内板を携帯で撮影しておく。今日のコンサートのチラシが幾つか並べて貼られていました。
ここでは、同行以外のお友達と偶然に遭遇し、ご挨拶も。皆さんお会いできてよかったですっ。

ちょいとまとめ感想。
このコンサート、後半のほうがものすごく素直に楽しめたなと思いましたね。
前半はアレンジの効かせ方・選曲共に結構実験的な印象もあったし、誰しもが初めての体験に緊張した節もあるけど(笑)
その辺を除いても、まとまってたなと。
多分、原曲をすっかり崩したものがなく曲全体たっぷり聞けたのと、素直にオケに合う曲がちゃんと選ばれていたから、でしょうかね。
ULTRAMANとBJは、曲に対して先入観が無いのもポイントだったでしょう。素直にそういうものとして受け止められた。

☆余談(日記なので飛ばすこと推奨)
うーん、1ヵ月くらい後に書いてるからさすがに記憶が薄れまくりだ(汗)
お友達ともちろん楽しくご飯*今年もこうして集まれて、そして今日のコンサートは素晴らしく、なんて幸せだったんだろう!と満喫。
宿に戻ってからはCDTV見て稲葉さんのテレビ出演もチェック。
地元じゃ水曜深夜だから、ちゃんとした放映時間に見られるのって、なんかフシギなキモチだわ・・・
アルバムランキングに「TMG I」も入ってて嬉しい放送でしたね。あああEverything Passes AwayのPV見たいぃいい〜〜!
後は、お手紙大作戦を実行して睡眠(おかげで寝たのが結局4時だ・・・明日の公演は昼なのに^^;)


さて、翌日もさらっといきましょうかね??(^^;
書くこと大分なくなってるからちょこっとだけね。

7月18日(2日目)
2日目-1.今日も幸せでありますように。(日記なので飛ばし読み推奨。ただ、イケベ楽器店見てきた感想もアリ)
お宿チェックアウト。ただ、今日も泊まるのでチェックインまで荷物を預かってもらう。
まずは渋谷でお食事。
その前に、イケベ楽器店に連れて行ってもらう。
そこは松本さんが「野性のENERGY」で店員役をやったあの楽器店。
入り口は地下で、階段を降りていく。壁にはチラシがたくさん貼り付けてあって・・・
なるほど、松本さんがチラシ貼ってたのはここか。夜と昼との違いのせいか、何となくイメージが違った。
入店。入った先にあのレジがあって・・・しばし呆然。うわ本物だ(当たり前だ)
その後、演奏してたところも発見、はたき持った店長に怒られてたとこも発見、結構店全体がPVに映ってたんだなあ・・・と実感する。
店長に怒られてたシーンのカウンター奥の壁にはTAK Burstが飾られており、その下の壁には松本さんのサインがありました。
値札を写さない事を条件に、壁のサインは撮影させていただきました。

全員でファミレスに入りお食事。ここでもお手紙大作戦を各自実行、完成。
今日は公演時間が昼なので、新鮮な気分を感じながらサントリーホールへ。
なんせ、開演14時だもんなあ・・・

2日目-2サントリーホール。
到着。今日もあまり時間がなかったせいもあって、またもすぐ入場。
真っ先に手紙を渡しに行く。昨日と同じ受付に向かいましたがさすがに開演前は雰囲気が違っている。
「花束受付」「指揮者招待関係者受付」「ソリスト招待関係者受付」という張り紙が貼ってある所も。
ホール周辺の空気は昨日とさして変わらず。

席についてしまいます。
今日は、なんか呆然とするんですけど・・・「4列目」!左よりでしたが。
B'z関係の指定席ものでは、人生最大の良席です・・・(VIDEO-GYM除く)
昨日は最後列だったんで、ステージを覗きに行った後は「冗談のようだ」と連発していた私です。
いざこうなってみると、実感がわかないと言うか、やっぱり嘘のような・・・

近いので、今日は開演前にもステージを見に行ってしまいます。
ん、ドラムは最初っから置いてあったんだな。マヌケにも今知る。昨日は休憩で見るまで気付かなかった。
そしてまたありがたく、譜面台も覗き込む。置いてある譜面はもちろん「パリのアメリカ人」。
タイトルが「An American in Paris」と見え、これは皆さん使用感アリアリのものが置いてあります。
なるほど今日が初演ではないわけだからなあ、と感心しつつ、その下にある、真っ直ぐな背をもつ今日初演の譜面たちを眺めるわけです。
譜面たちは譜面台の右側に積まれており、その左側には、公演日時・曲目が印刷されたB5のペラ紙が一枚置かれていました。
14:00。
おや、控えめな音量でチャイムのメロディが聞こえてきましたよ?

2日目-3.開演。

14:05

楽員さんたちが席につき、音合わせが響き・・・そして、指揮者登場。

ガーシュウィン 「パリのアメリカ人」
昨日とまた音の聞こえ方が違うわけですが特に気になるようなことはなく。
とにかく間近で飯森さんの指揮を堪能いたしました。
これだけ近くで見てると、合唱部員だった頃の思い出が蘇る・・・

14:25
今日も編成替えが行われます。間近で詰まれるアンプを眺める*
ギターテック:長岡さんは昨日、確か立ってギターの調整をされていたと思うのですが、今日はしゃがんでされてたです。
うーんそれにしても新ギターDouble Cutawayが間近だっ。シグネチュアが見て取れる。Ver.3だ。
ピックとめてる両面テープは黒なのねえ。

楽員さんたちが席につき、音あわせ。
そして登場!やはり指揮者さんと2人で出てこられます。
うう、ありえない近さの松本さんが・・・!!!やはり、
明らかに小柄で細い!!プチで細い!!!(しつこい?^^;)
ってゆーか、この距離感でも、足が!!足が!!なんかめっちゃ細い!!!嘘だろう!?(本当だよ)
もも半ばまでの丈の黒ロングジャケットのシルエットは実に美しく、腰のラインがこれまた細い〜〜〜
昨日全然気付かなかったけど、このジャケット、光沢があって密かに細かいチェック柄だったのねえ。

1.「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
ステージ両端に置かれたスピーカーからギターの音が出てきているのを実感。
この席では、左側からの音が良く届く。
そのためか昨日感じた「生音」+「エレキ」の違和感はさして感じなかった。(慣れただけかも知れないが)
代わりに、正面近くにアンプが見えるのに、それから音が聞こえてこないのが何となく妙なキモチだった(^^;
ソリストが弾き、それにあわせて指揮者が振る、という形式なのだなと悟った。
松本さんは正面向いて弾き続けていらっしゃいましたが、飯森さんは結構ずーーーっと松本さんのほうを見られている印象だったので。
バランスを取られているのだなあ・・・

2.「SACRED FIELD〜RED SUN〜GO FURTHER」
松本さんが指揮者のほうへ軽くうなずいて合図してから曲がスタート。
SACRED FIELD
運指を間近で捕らえられて幸せ。でもやっぱこのテンポは身に合わないキモチ。
RED SUN
今日もひざの上下を眺める。位置的にペダルが全く見えないのが何となく残念。って昨日もモニタに隠れて見えなかったけど。
GO FURTHER
やっぱりこの曲も運指が(略)
ネックのポジション移動をこんな近くで見られるのにも感動だ〜〜〜

3.「BLUE」
まず、ペグをちょっと触って調整されている様子。それが済むと、ギターで演奏を始められます。
イントロ部分を弾き終わるとこで指揮者へ合図。そしてオーケストラが曲に参加していきます。
・・・ってな感じで。
今日はとにかく席が近いから、合図送るとこが押さえられて嬉しい**
この曲では、サビ部分(インストにサビと言うとちと変だが^^;)に「ネックベンド」なるプレイがされているというのがアルバムインタビューで読んで以来気になっていたので、それも楽しみに見ていたんだが〜
素人目ではどんなものかはっきりつかめなかったのが悔しい(涙)

4.「恋歌」
昨日、和太鼓がユニゾンで入るとこが妙に強調した感じになって可笑しいと書いたですが、今日はそうは思わなかったです。
例の左スピーカーのおかげで、ギターと和太鼓の音がイイ感じに分離していたので。
やっぱり音響の具合の影響は大きいのだなあ。
コンサートマスターとギターがユニゾンで合わせるとこがあったですが、そこ嬉しかったですね。
「カメラ目線!!カメラ目線!!!」と訳のわからん盛り上がり方をしていた私なのでした(^^;
松本さんは演奏中は持ち場についたまま、真っ直ぐ前方あたり以外に視線を投げる事はほとんどない。
けれどこの時ばかりは、松本さんはコンマスさん側向かれますから〜私達のほうへ顔が向く!のです!
たったそれだけのことだけども、嬉しいものよ〜〜〜
今日も大サビ部分に深く感動。

さて、松本さんは飯森さんと握手。と、何やら飯森さんから話し掛けられている。次のコンマスさんとの挨拶についての指示なんだろうか?なんて思う。
で、コンマスさんへ一礼し、握手。
この時、なんか手をにょーっと伸ばして身を乗り出して握手されてるのがなんかちょっと可笑しかった。歩み寄ってやれば良いのにね〜って感じで。
しかし、休憩時間にステージを再度見に行った時、事情が知れた。
足元のモニタをまたがない限り、歩み寄れはしないわね・・・
飯森さんと松本さん退場。
向かって左の袖へはけていかれるんですから、もちろん私達の席のまん前を通る!
気分的に盛り上がりましたが、結局はあれよあれよと見送ってしまったきりでした。
でも、一瞬最前列あたりへ視線をくれていたのが印象的だったわ。

2日目-休憩
またもステージを見に行く。再度「てーまおぶうるとらまんざねくすと」の記載もチェックする。
ギター片付けられてるとことか眺めていたけど、DCのボディ裏、右半面に黒いステッカーがべったり貼られているのを確認。
毎度のバックル傷等から保護するアレなんだろうな。

15:05
チャイムがなります。

15:10
飯森さんと松本さんが連れ立って登場。松本さんはにこにこで、うわ〜もう〜〜〜
飯森さんもここで衣装を変えていたと、後でお友達に言われて知る(^^;
燕尾服ではなくなっていたそうです。うう、しっかり見ていればよかった。
松本さんの、白シャツに黒ベストといういでたちは昨日と変わらず。
黒ベストはラメっぽい記事で、白シャツは〜〜
文才と服飾知識が無いんでなんて書いて良いのかわからない(滝涙)
えーと、うーんと、胸元だけですね、キルティングっぽくなってたんですよ。◇◇◇◇←こんな感じのでこぼこのある布地に。
さすがひねりのあるお洋服をお召しね!と妙な感心の仕方をしたのです。

さて、笑顔のまま松本さん、ギターのストラップをかけてスタンバイします。
ストラップかけつつ→即指揮者の方に視線をやり→かけ終わると共にうなずいて合図。
・・・もしもし、ギターかけ終わるなり合図って、そりゃ早すぎやしませんかい??(^^;
なんて思った一瞬、でしたのこと。
ギターを抱えたら即臨戦状態なのね、松本さんは・・・

5.「Theme from ULTRAMAN」
うーん、この曲聞いててしっくり来るのって、いかにも「リフもの」曲って感じがするからかも知れない〜
とか思ってました。良く分かりませんが。
左スピーカーから聞こえてくる、流麗なメインメロディですけども・・・
なんか、聞いてるうちに、「あんまりにもオリエンタルすぎて、ちょい演歌よりに思えないことも無い!!??」
と思ってしまって、なんだか一人で心配なキモチになっていたのでした(^^;;
どーですかねえ。
映画用バンドバージョンのほうで聞いたらどう思うんだろう。
ま、好きな曲である事には違いは無いけれど。

アンプ横に置いてあった折りたたみ椅子を自ら用意。
座ると、運ばれてきたギター(ここだけ唯一エレアコを使用)を受け取り、ストラップをかけ、これまた自らシールドをさす。
やはり、ここまで「自ら用意」なのを見るのは新鮮だ・・・
咳払いが聞こえてきたが、今思うとこれはかなり貴重だ。
きっと、昨日の席なら聞こえていないだろう。声を拾うような機材は無いのだから!
生声の聞こえる席なのだ。改めて4列目という位置に感動・・・

6.「BLACK JACK」
オケのイントロの時、向かって右端のペダルを倒されていたのが目に入った。
おや、さっきの曲で使った時直すのを忘れたとかかな?プレイヤー経験が無いだけにどういう事情なのかわからない自分がちょっと悔しい。
パンフで「弾かなくてもいいから聞いていたい」と言われていたわけですが、その通り自分のパートのない時など、
「聞き入る」風だったのが印象的な今回のこのコンサート。
この曲ではそれが特に顕著なイメージでした。
目を伏せて聞き入る感じ〜(うっとり)
・・・やはり、あんまり指揮者を見る形態ではなかったな(^^;
7.「#1090」
これも松本さんにとって「聞き入る」系の曲だったんでしょうか。
ここで面白かったのが、自分のパートが無い時の右手!
軽く握った感じで下にたらしているんですが、それが足をとんとんと叩く感じで・・・
リズム取られてました(笑)
なんか妙に微笑ましかったのです。
昨日は見なかった気がするなあ。20日はどうだったんだろう。気になる。

8.「華」
左スピーカーの活躍を持ってしても、やはり、生音に音の鳴りの繊細さで譲っていたな・・・という印象は変わらなかった。
うーん、難しい事だ。が、やはり感動的な曲であることには変わりがないのです。
そうそう、生音と言えば!
生まれて始めてコンサートで、エレキギターの生音聞きましたですよ!!!!
アンプ通す前の、あのぺけぺけした金属音!
なんだろこの音?と最初思ってたんだけども、ピッキングと同時に聞こえることに、感動と共に気付いた。
生音は「ピンッ」とだけ聞こえてそれで終わりだが、目の前ではビブラート続行中、スピーカーからはその繊細な泣きが滑らかに流れてくる〜
という、フシギな感覚を味わいました。ああ感動。
二胡パートは今日ももちろんコンサートマスターさんが担当。というわけでまたも松本さんカメラ目線状態(笑)そして演奏が終わるとコンマスさんにご挨拶〜
(指揮者さんがコンマスさんに手を差し伸べアピール、コンマスさん起立一礼、松本さんと握手、松本さん拍手・・・という流れだったよーな気がするが、ものすごいうろ覚えだから違うかも知れない・・・T_T)

9.「Strings of My Soul」
やっぱしねえ、みんながみんな、インストを聞きたくて楽しみで熱意をみなぎらせてこのコンサートに参加している!!
というのが実に嬉しいね。
(LIVE-GYMのソロコーナーでは色々ありますからね・・・今更書く気にもならんが。)
私の右側の方に、ギターのリズムにきっちり合わせながら見ている人がいて。
私の乗り方と一緒だなあ〜なんて、少し嬉しかったのですよ。
華の時もでしたが、涙ぐんでる人もいましたですね。いい演奏・いい環境、幸せなことだ。
この曲の終わり間際のギターは圧巻ですが〜〜
その時、他のものに目を奪われるという思いがけない事態に遭遇。
指揮者・飯森さんです。
ふと気付くと、両腕をだらんとたらして前屈ぎみという脱力系姿勢から、据わった目で松本さんを凝視・・・されてました。
殺気だったような気分に誘われたわ・・・一瞬本気でぎょっとして、まじまじと眺めてしまったです。びっくりした。

10.「LOVE PHANTOM」
チェロのうち1人の乗りがやけに激しいのに気付いて、しばしその人に目を奪われた(笑)
この曲は、間奏やエンディングのソロを見て・聞くのがとにかく感慨深くてならなかった。
何でここまで思い入れを感じるんだろうな〜?と思ったが、多分、毎度のライブでとお〜〜〜〜くから見守ってたプレイの数々が、これだけの至近距離でがっつり見える!!というのが大きかったんだろうな。
そう、見放題!見放題なのだ!!でもこの曲でもう終わりかぁ・・・(滝涙)

4列目ちょいまとめ感想
席が近いから、もっとうっとりするとか感動しまくるとか、もっと劇的な感動があるかな〜?と思いましたが、意外にそうでもなかったですね。
多分、左側からの角度のついた席だったからかも知れない。
まあとにかく、なんかしみじみと感心しまくってたんです。
「ああっ、あの角度!本物だ・・・」
「あのアングルの本物だ」
「あの表情の生だ」
「本当に本人なんだなあ・・・(当たり前だ^^;)」
雑誌等でしかまじまじと見られない御方が、まじまじと見なくても本物で目の前にいる・・・
表情=写真1枚、の世界から、表情=刻々移り変わるもの、である世界。
そして、映像作品というわけでなく、生。
いけませんなあ、どうしても、フシギな気がしてしまう。
しょうがない事なんだけれども。
もっと近く、カメラ目線にたくさん遭遇できる正面だったらどうなっていた事だろう・・・?(笑)

2日目-4.スタンディングオベーション
昨日の楽しさが頭にありますからね!(笑)
きっと向こうさんも昨日ので学習して、色々と対処されるであろう!ということも含めて、今日は始まる前から楽しみだったのです(笑)
もちろん、手を叩き続ける覚悟も既に完了だ!
えー、簡単にいいますと、昨日は「拍手タイム4回 + オーケストラ退場後の1回」でしたが、
今日は「拍手タイム3回 + オーケストラ退場後の1回」でした。
飯森さん、松本さんは舞台へ2度舞い戻ってくださいました。
いつ終わるともしれない拍手・舞い戻る二人を見るにつけ何となくこみあがる笑いは昨日同様。
ですが、舞い戻るタイミングは明らかに昨日に比して短くなっている。学習だ。
松本さんは、ポーズ・客席各所へのアピールがよりマメになっていた印象です。
今日は最初の拍手タイムからもうサムアップされてましたですね。で、もちろん客席わあっと盛り上がる!!
飯森さんも・・・2度目でしたっけ?(3度目かも知れないが。うろ覚えすみません・・・)には松本さんに合わせて同じポーズを!
もちろん客席大ウケです。素晴らしい!楽しい!!
飯森さん・松本さんのお二人は、背格好が割と近く(飯森さんのほうが身長ありますがね)、髪の色も似通っている感じということで、ツーショット見ていてなんだかとにかく微笑ましいキモチになるのでした。
その二人の同じポーズというのがまた・・・しかも、それ見てコンマスさんも同じポーズを(笑)
そして3度目を終了して去っていくとき、大きな異変が。
なんと、楽員さんたちも去り始めたのです。楽器を置き去りにして次々に左舞台袖に消えていかれる・・・
なるほどこれも昨日の教訓が生かされているところでしょう。
昨日は、楽器を片付けて楽員さんが去るまで(それも最後の一人まで)え〜んえんと拍手が続きました。今日は楽器の片付けを後回しにしたわけですな。
しかしこれがまた楽しかった!
後でお友達に聞きましたが、最初のスタンディングオベーション時に、楽員さんたちが隣同士でポーズのやり方を確認しあっているところを見たそうな。
というわけで。
退場しつつ、サムアップを繰り出す方続出(笑)
もう最高だ――!
みんな、やりたかったんだろうねえ!と爆笑しつつ、盛大な拍手を送り続けますですよ!!
さて今日も、オケの居なくなったステージへ飯森さん・松本さんが戻られます。
とにかく楽しい気持ちで拍手を送り続け、今日も終了。
終了アナウンスが入るタイミングもより早くなっていました・・・

終わるといつもちょい切ない気持ちがするものですが、今日も完全燃焼馬鹿ウケ続行中。
可笑しいですよもう!みんな乗りが伝染してるんだから!!(^^;
あーもう、ホントに20日行けないのが本気で悔しくなってきた。
行けないのはしょうがないけども、んもうとにかく、このスタンディングオベーションの最終形がどうなったのか、
とにかく!とにかくそこが猛烈に気になる〜〜〜!!!

というわけで20日のスタンディングオベーションについて聞きましたところ、もはや楽員さんたちも全員一致で同じポーズを決めていたのだそうな・・・(笑)
やはりそうなったか最終進化系!見たかった!!!
さらにさらに見たかった!!!!なのが、松本さんのプレゼントタイム。
最後に出てきたとき、ギターが運ばれてきて、そのままそれは飯森さんへプレゼント・・・
されたのだそうです!
お友達曰く、ギターの中にEpiphoneのTAK Burstがあるのを見てフシギだったのだそうですが、それがプレゼント用だったということで。
飯森さんはギターへキスを贈られていたとか。うう、うらやましい。やはり最終日。
見たかったですねえ・・・

(余談:飯森さんのサイトではこのギターの写真がアップされていますが、「松本さんが使われたギター」なる記載が。しかし今回のコンサートで使われたのはDCとエレアコのみのはず。記載間違いか勘違いかしら?という感じ・・・ですな)

2日目-5.会場を出る。(ただの日記なんで、飛ばし読み推奨)
昨日の決意どおり都響の販売でCD1枚購入。日本管弦楽名曲集
越天楽を聞いてみたかったのと、芥川也寸志氏作品があったから。師匠(芥川龍之介様。勝手に師匠と呼んでます^^;)の息子さんの作品、聞いた事なかったっ!!が決定打。1050円とリーズナブルだったのも嬉しい。
(しかしまだ聞いていない・・・パッケージ開けてみたら、逆輸入版だったのかっ!?という驚きも加わった。至る所英語ばかり。)
思いがけない遭遇を挟みつつ、サントリーホールを後にする。
外はまだまだ明るい。当然です、まだ16時頃くらいでしかない・・・(スタンディングオベーションのおかげでメモを忘れたんでうろ覚え)
この後はお友達と打ち上げ夕食会♪去年のBMツアー千秋楽以来のフルメンバーです。今年もこうして集まれて、本当に良かった!
都響があってよかった!素晴らしいコンサートで本当に本当に良かった!!!


さらに余談。
夕食後は、思いがけないめでたい出来事も挟みつつ(笑)お友達とお宿に帰ってお手紙大作戦を続行しつつ就寝。
翌日は、珍しくお宿で朝ごはんを食べ(大抵爆睡してて食べない)、渋谷にまた移動してカラオケへ。
そこでまたお手紙大作戦を続行しつつカラオケをする。ブロードバンドのDAMだと、OH JAPAN〜と愛するEverything Passes Away、そしてI wish you were hereが入っているのだなっ!嬉しいな。音もひどすぎでなくて良かった。
問題は、英詩についていけないことだ・・・(^^;;
新幹線の時間に合わせて品川駅へ移動。カフェでお友達とお茶をして、お別れ。

別れの言葉は、
「また来週〜〜!!」(笑)
彼女とは、また来週、TMGの福岡で会うのだ(笑)
LIVE参戦TOUR「BODY ARMOR 2004」はまだ始まったばかり・・・(^^;;



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